前回、タバコをやめられない理由として
身体的依存というものについて書きましたが
もうひとつの大きな理由が
心理的依存というものです。
人間の体がタバコに依存していく過程は
覚せい剤などに依存していく場合と
過程そのものはよく似ていますが
一番キモになるのが
快楽物質を体に入れることで
一時的な快感が味わえ
脳がその状態を覚えており
タバコにしろ覚せい剤にしろ
その物質なくしては快感がえられないと
体も心も信じ込んでしまうことでしょう。
しかし、もちろんこれはニセの快感状態であり
喫煙者はタバコを吸っていない状態でのイライラが増大し
ストレス→一時的な開放→ストレス→一時的な開放…という状態を
交互に繰り返すため
全体としては
むしろ大きくストレスを増大させている状態なのです。
つまり
タバコを吸うことで
わざわざお金を出してイライラ状態を作り出しているのです。
そして、脳はタバコを吸っている時のみに得られる
一時的な快感状態をますます欲していき
これなしには生きられない、という
一種の「洗脳状態」にさせられていくというわけです。
この「イメージの摺り込み」を外さないと
禁煙への道のりは、遠いと言わざるをえません。